Kita Kouhei

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北 航平 1976/5/25
京都出身 B型 猫廃人

好奇心が人一倍旺盛で、3歳の時に自ら懇願しピアノを始める。そして母が営なむ絵画教室で絵を描いて過ごす日々を送る。

感受性は強いが気弱で敏感、そして強迫性障害気味の少年時代。転校をきっかけに迎えた暗黒の学生時代は、今までより更に内へ深く潜り、物事を追求する体質に磨きをかける。

その後ドラムを始め、一日10時間に及ぶ練習の日々の結果、音楽学校を主席で卒業、HIPHOPバンド”tick”での活動を経て、関西を中心に様々なセッション、レコーディング、ツアーなどの仕事をはじめる。その頃、同時にBar&音楽スタジオの経営も経験する。

数年後に生活と活動の拠点を東京に移し、一度目の結婚をするが、数ヶ月後には予測できない激震が次々と襲いわずか一年で離婚。一時的に鬱病になるがすぐにあっさりと回復。しかし、その際の通院で強迫性障害が確定する。
ドラマー・パーカッショニストとしては、ルーツ系〜ブラックミュージック系、クラブ系、ブレイクビーツ系のグルーヴを得意とする。これまでの主な共演歴はこちら。

その頃、アンサンブルのパーツの一つであるドラマーという職業、商業ポップス主流の業界に疑問が生じ始め、音楽制作を始める。音楽制作においては、ナチュラルでアンビエント系なメロディと斬新でキレのあるエレクトロニカ系のリズムの対比が特徴。
そして、二度目の結婚。前回の経験から、とても寛容な性格になる。

その後京都に戻り、音楽制作会社studio guzli【スタジオグズリ】を設立し、様々なCM音楽やドキュメンタリー番組の音楽、前衛系舞台の音楽やアプリ開発の音響効果、京都市のアートイベントBGMなど幅広く手掛け、放送業界最高の栄誉と言われる第51回ギャラクシー賞CM部門選奨受賞作品の音楽も担当。これまでの主な制作歴はこちら。

また、studio guzli【スタジオグズリ】では、「アーティスティックで斬新、おしゃれなロイヤリティーフリーの音楽素材(BGM・ジングル・サウンドロゴ・効果音)」を販売するオンラインショップ studio guzli【スタジオグズリ】も運営し、音楽制作はもちろん、デザインやプログラミングに至るまで全般に携わり、楽曲は700曲以上にのぼる。

しかし、やはり商業音楽の制作だけでは満足できず、またしても人生に疑問が生じ始める。自分の表現を最大限に発揮したいという強い欲求と衝動に駆られ、子供の頃に好きに描いてた絵のイメージと、これまで培った音楽の技術と知識を総動員して思いつくままに音楽を作ってみると、意外と面白いものができるという充実感を得て、その後のリリース〜現在までのアーティスト活動に至る。

ほぼ同時期から、京都の隠れ家的プライベートスタジオでのドラム・カホン・リズムトレーニング・DTM・音楽制作のレッスンを開始する。音楽や打楽器の楽しさを伝える初心者用のレッスンと、マニアックで限定的・専門的なプロ用のレッスンという対照的な内容に分かれている。

そして、ある暑い夏の日の夜に、その後人生最大の伴侶となる運命的な子猫との出会いを果たす。以降は、自他共に認める過保護の愛猫家(兼 音楽家)として、また猫廃人として、猫のチェロとの共存を目的とした表現活動の道をひたすらマイペースに模索している。


・作品リリース(年代順)

2015年、世界デビュー盤となる1st Album『輪廻 – endless cycle of rebirth』が、多種多様なリズムと個性に特化した作品を多く手掛けるLANTERN(NatureBliss)よりリリース。
日本をはじめ、アメリカ、イギリス、ノルウェー、スペイン、ポルトガル、ドイツ、オランダ、イタリア、オーストラリア、アルゼンチン、チリ、アジア諸国などで発売。

2016年、2nd Album『アカシックレコード – akashic records』が、前回に引き続きLANTERN(NatureBliss)よりリリースし、前作と同じく全世界10カ国以上で発売。

2017年、3rd Album『不均衡の秩序と世界 – Imbalance Order And World』が、日本の老舗レーベル・エレクトロニカの名門PROGRESSIVE FOrMより発売。

2018年、4th Album『砂の海の水平線へ向かう – Head Towards The Horizon Of Sandy Sea』が、前回に引き続きPROGRESSIVE FOrMより発売。

2019年、アンビエントポップユニット、coconoe(ココノエ)1st Album『或る日のhalo – A Halo of Light One Day』を自身が主宰するレーベルneufよりリリース。

2020年、アンビエントポップユニット、coconoe(ココノエ)2nd Album『イルカは長い夢をみる – The Dolphins’ Long Dream』をneufよりリリース。

2021年、5th Album『マイムスケッチ – Mime Sketch』をneufよりリリース。

2022年1月、6th Album『アフターロス – After Loss』をneufよりリリース(Digital Only)。

2022年6月、7th Album『アナザーピース – Anoter Peace』をneufよりリリース(Digital Only)。

2022年11月、8th Album『或る画家の日記 – A Painter’s Diary』をneufよりリリース(Digital Only)。

2023年1月、1st SoundTrack『ニットキャップシアター「補陀落渡海記」オリジナル・サウンドトラック』をneufよりリリース(Digital Only)。

2023年4月、9th Album『新種 – Neospecies』をneufよりリリース(Digital Only)。

2023年8月、10th Album『観念論 – Idealism』をneufよりリリース(Digital Only)。

2023年9月、1st Collaboration Album『ひかりの邂逅』をneufよりリリース(Digital Only)。

2023年11月、11th Album『観念論 II – Idealism II』をneufよりリリース(Digital Only)。

2023年12月、2nd SoundTrack『ももちの世界「皇帝X」オリジナル・サウンドトラック』をneufよりリリース(Digital Only)。

2023年12月、3rd SoundTrack『ニットキャップシアター「よりそう人」オリジナル・サウンドトラック』をneufよりリリース(Digital Only)。

2024年5月、12th Album『ビューティフルストレンジ – Beautiful Strange』をneufよりリリース(Digital Only)。

2024年7月、13th Album『中間世界の子どもたち – Children of the In-Between World』をneufよりリリース(Digital Only)。

その他、EP・シングル・映像作品なども多数リリースしている。